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  • マリア・ウント・セップ・ムスター / エアデ 2015 ※お一人さま1本まで
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    セップ・ムスター

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    セラー

Maria & Sepp Muster

マリア・ウント・セップ・ムスター / エアデ 2015 ※お一人さま1本まで

9,020(税込)

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生産者:Maria & Sepp Muster / マリア・ウント・セップ・ムスター
ワイン名:Erde / エアデ
ブドウ品種:ソーヴィニョン・ブラン、シャルドネ
ワインタイプ:白(マセレーションあり)
生産国:オーストリア
地域:ズュートシュタイヤーマルク
ヴィンテッジ:2015
容量:750ml
大地のもたらした深みと余韻
ソーヴィニヨン・ブランとシャルドネを、容量600ℓの複数の木樽で果皮や種とともににマセレーション発酵。この間にアルコール発酵、乳酸発酵、アロマの形成など様々なプロセスが起こっているが、添加物や醸造補助物質は一切使わず、自然の成り行きに任せている。12カ月後に圧搾して大樽に移し、約1年熟成してから瓶詰する。大地(Erde)がもたらした幽玄かつ迫力ある味わい。
マリア・ウント・セップ・ムスターについて
醸造所はスロヴェニアとの国境近くの、急斜面のぶどう畑と森に囲まれた丘の上にある。急斜面に並ぶ栗材の支柱の間の約1.8mの高さに渡された、一本の針金からぶどうの枝葉がわさわさと垂れ下がる独特の仕立て方で、年間降水量約1000mmを超えるこの地方に向いた伝統的な栽培手法だと、オーナーのセップ・ムスターは言う。 彼の両親が約300年前からそこにあった、10haあまりのぶどう畑と建物を購入したのは1978年のこと。クロスター・ノイブルクの醸造学校を卒業した1990年から実家で働き始めたムスターは、1994年に自動車事故で生死の境をさまよう体験をして人生観が変わった。生きることの意味を考えるようになり、1998年に休暇で妻とともに訪れたインドで、ニュージーランド出身のビオディナミのコンサルタント、ペーター・プロクターのセミナーに参加して感銘をうけ、2003年にデメターに加盟した。そして醸造も2003年産から樽熟成期間を20~24ヵ月に伸ばし、ワインが自然に調和に至るまで見守るようになった。 亜硫酸無添加で発酵・熟成を行う微生物的プロセスを完了するために、健全で生命力に富んだぶどうを収穫することが何よりも大切なのだという。圧搾後の清澄も瓶詰め前のフィルターがけもおこなわない。果汁から何かを取り去ることは、ワインの調和を乱すからだ。亜硫酸は基本的に添加しないが、「もしかすると10mg/ℓくらい、添加した方が良いかもしれない」という感じがしたときは添加する。栽培品種はソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、ツヴァイゲルト。土壌は主にオポーク。美味しいかどうかよりも、飲んだ人の昔の記憶が蘇えるようなワインを目指しているという。

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