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  • ボルゴ・デル・ティリオ / コッリオ ロンコ・デッラ・キエーサ 2018
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    ニコラ・マンフェッラーリ

  • ボルゴ・デル・ティリオ / コッリオ ロンコ・デッラ・キエーサ 2018

    畑の様子

Borgo del Tiglio

ボルゴ・デル・ティリオ / コッリオ ロンコ・デッラ・キエーサ 2018

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生産者:Borgo del Tiglio / ボルゴ・デル・ティリオ
ワイン名:Collio - Ronco della Chiesa / コッリオ ロンコ・デッラ・キエーサ
ブドウ品種:フリウラーノ
ワインタイプ:白
生産国:イタリア
地域:フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア
ヴィンテッジ:2018
容量:750ml
フリウラーノ品種による精緻で複雑な味わい
醸造所の裏手にあって、教会(Chiesa)に隣接する急斜面のブドウ畑に育つ、1960年頃に植えた土着品種フリウラーノ(旧称トカイ・フリウラーノ)を使ったワイン。海から内陸に約32km入ったところにありますが、ブドウ畑の上を海風が吹き渡るので、ワインには一抹の塩味が感じ取れます。ブドウがもたらす精妙なニュアンスを生かすため、シャンパーニュの手法を参考にして圧搾は特に柔らかく、慎重に行っています。容量250ℓの古樽で発酵させ、約10カ月間熟成。フリウラーノの造り手として右に出る者がないと評されるこの生産者の、精緻で複雑な味わいとワインとしての完成度の高さに、圧倒されることでしょう。
ボルゴ・デル・ティリオについて
ワイナリーは、スロベニアとの国境線沿いに半月状に広がる丘陵地帯、コッリオ地区にあります。現当主のニコラ・マンフェッラーリは、元薬剤師。1981年に父の他界を機に、薬局を経営していた母の反対を押し切り、父が祖父から継いだ農園を引き受けました。もともと醸造学校へ通ったこともありませんでしたが、だからこそかえって慣習や先入観にとらわれずに理論的に突き詰めて考えながら、品質の向上に取り組むことが出来たのです。特筆すべきは、畑の密植度を高めて収量を抑え、テロワールの個性を際立たせるため畑を小区画に分け、区画毎の綿密なデータに基づく細心かつ大胆なワイン造りを開始したこと。植樹密度を7,000本/haに高め、剪定を工夫して房を小さくし日照効率を向上させ、手作業で厳密に選果をおこないます。畑は隅々まで神経が行きとどいた管理ぶりですが、セラーでは果汁が発酵を通じて自然な調和に至るよう、出来るだけ介入を避けてワインが仕上がるのを見守ります。仕上がるワインは、イタリアという枠すら越える偉大な風格がありながら、あくまで澄明で立体的な輪郭があり、イタリア以外では考えられない無類の風味と洗練されたスタイルを備えています。

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