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  • アリバシュ・ワイン・カンパニー / サロト・ホワイト 2021
  • アリバシュ・ワイン・カンパニー / サロト・ホワイト 2021

    フレデリコ・マシャド&リカルド・アルヴェシュ

  • アリバシュ・ワイン・カンパニー / サロト・ホワイト 2021

Arribas Wine Company

アリバシュ・ワイン・カンパニー / サロト・ホワイト 2021

3,190(税込)

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生産者:Arribas Wine Company / アリバシュ・ワイン・カンパニー
ワイン名:Saroto white / サロト・ホワイト
ブドウ品種:ドンゼリーニョ・ブランコ、マルヴァジア、ヴェルデーリョ、コデガ、バシュタルド・ブランコ、フォルモーサ、ポシュト・ブランコ他地場品種の混植
ワインタイプ:白
生産国:ポルトガル
地域:トラズ・ウズ・モンティシュ
ヴィンテッジ:2021
容量:750ml
古樹・混植・混醸、手作りの白
全房を足で潰して4日間マセレーション後圧搾し、プラスチックの開放桶で発酵。フレンチオーク樽(新樽9%)で7カ月熟成。ドンゼリーニョ・ブランコ、マルヴァジア、ヴェルデーリョ、コデガ、バシュタルド・ブランコ、フォルモーサ、ポシュト・ブランコなど、地場品種の混植(フィールド・ブレンド)。アルコール濃度11.5%と軽やかでもボリューム感のある複雑な味わい。
アリバシュ・ワイン・カンパニーについて
ポルトガル北東部、スペイン国境に近いベンポシュタ村に、フレデリコ・マシャドとリカルド・アルヴェスの二人組が2017年に設立。リカルドはトラズ・ウズ・モンティシュの出身で、フレデリコの祖父母も同地域のベンポシュタ村の出身だった。「子供の頃何度もベンポシュタに来たけれど、ここに帰って来ることになるとは思ってもいなかった」とフレデリコは言う。栽培醸造を学び、様々なワイン生産国で見聞を広めてから、久しぶりに故郷の高原に広がる栽培放棄された古樹の畑を目にした時、自分たちの使命を悟ったそうだ。   「山のむこう」を意味するトラズ・ウズ・モンティシュ地域は、ポルトガルで最北東にある。西隣の、海岸線を有するヴィーニョ・ヴェルデとは異なり、全域が山岳地帯で、北部と東部でスペインと接する。標高約1500mに達する山々が雲をせきとめるため、降水量は700mm以下と少ない。その気候は「九カ月の冬、三カ月の地獄の夏」と呼ばれるほど苛酷。特に冬が長く厳しく、夏でも夜間の温度が顕著に下がり、土地も痩せているため、収量は低く、仕上がったワインのアルコール度数は総じて低い。ブドウ畑の多くは標高500m~700mに分布し、土壌は主に花崗岩土壌に片岩の土壌が点々と存在する。その地でフレデリコとリカルドは、2haの畑で、樹齢約70~100歳の混植されたブドウ樹(赤ワイン用7割、白ワイン用3割)の栽培を行っている。   ワインの9割はブドウ畑で決まるという考え方に立ち、伝統的な手法による昔ながらのワイン—オーセンティックで軽く飲みやすい—を造るため、醸造にはできるだけ介入しない。伝統的な開放桶で発酵させたあと、年代物の垂直式バスケットプレスで圧搾し、基本的に木樽で醸造する。半地下のガレージにある醸造設備は、花崗岩の岩盤に掘りぬかれたもので、気温は一年を通じて安定して涼しい。 2017年初醸造のワインは、トカゲを意味する「サロト」と名付けられた。だが、トカゲは再生能力の象徴でもある。そのポテンシャルを認識されぬまま、消え去りそうなベンポシュタのワイン文化を復興させる、という意気込みが込められている。

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