ラウンチ当初より変わらない、“皆様で分かち合うワインをお届けしたい”という想いから、イタリア アブルッツォ州の新星ティベリオの上級3キュヴェをリリースします。 7/26（水）正午より販売開始させていただきます。

ご購入は下記リンクよりどうぞ。
https://www.racineswinesland.com/view/category/ct266

※販売開始時刻以前は「Sold out」表記となっております。



<ティベリオ>
ティベリオはペスカーラから内陸の山岳部に30km、クリスティアーナとアントニオの姉弟が運営するワイナリーです。樹齢60年を超えるトレッビアーノやモンテプルチアーノの畑を彼らの父が購入し、そこからセレクション・マサルで畑を植えていき、合計30haの畑を所有しています。醸造を担当するクリスティアーナは明確な方向性をもってワインを造っており、特徴は、プレスを全く行わないフリーランジュースだけを使用し、大部分をステンレスタンクのみで醸造すること。化学を専攻し、話し方からも強い意志と澄んだ知性の持ち主であることを感じさせるクリスティアーナですが、「ブドウやテロワールができないことを無理強いしない醸造を心がけている」そして「ステンレスタンクによる醸造はブドウがそれを望んでいるからだ」と話します。洗練された味わいは、丁寧な畑の手入れの賜物ではありますが、2人は常に現代的な、あるいは既存の視点とは異なる視点を持つことを心がけています。ティベリオ姉弟の目標はただひとつ、品種と産地を明確に語るワインを造ることです。

＜アブルッツォ＞
アドリア海に面したイタリア半島中部に位置するアブルッツォ州。西はラツィオ州に隣接するが約65％は山岳地帯で、州内にはアペニン山脈の最高峰コルノ・グランデ（2,912m）などの高山を擁する。ワインは全体の約34％となる丘陵地帯を中心に生産され、赤はモンテプルチアーノ・ダブルッツォ、白はトレッビアーノ・ダブルッツォが、この州の最重要かつ支配的品種である。このモンテプルチアーノ・ダブルッツォ種は「しっかりとした果実味を持つ濃厚な赤ワインで、かなりの量を生産しても薄いワインにはならない」。また、トスカーナの高名なヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ（サンジョヴェーゼ主体）とは全く無関係である。通常、コストパフォーマンスの高い優良デイリーワイン産地とのイメージが強い州だが、極々一握り（多くて２、３社）が手がけるワインは赤、白、ロゼのいずれもイタリア全土で屈指の偉大なワインとなる。